プロ野球はレギュラーシーズンが終わり、残すところはプレーオフのみとなりました。完全にシーズンが終了するとストーブリーグが始まり、タイトルの発表もあります。そこで、本日はゴールデングラブ賞の予想を行っていきたいと思います。
目次
1. ゴールデングラブ賞とは
三井ゴールデングラブ賞https://mgg.mitsuipr.com/outline.html
- 投手は規定投球回数以上投球していること、又はチーム試合数の1/3以上登板していること
- 捕手はチーム試合数の1/2以上捕手として出場していること
- 内野手はチーム試合数の1/2以上1ポジションの守備についていること
- 外野手はチーム試合数の1/2以上外野手として出場していること
以上がまず受賞するための条件となっています。
そしてもうひとつ大事なことは記者投票ということです。
近年は、UZRなどの指標が算出されていますが、良くも悪くも記者のイメージによる選出となっています。これをふまえて以下で予想を行いたいと思います。
2. 予想選手
単刀直入に予想のナインから発表します!
ポジション名 | 選手名 | 所属チーム |
投手 | モイネロ | ソフトバンク |
捕手 | 甲斐 拓也 | ソフトバンク |
一塁手 | ソト | ロッテ |
二塁手 | 小深田 大翔 | 楽天 |
三塁手 | 栗原 陵矢 | ソフトバンク |
遊撃手 | 源田 壮亮 | 西武 |
外野手 | 周東 佑京 万波 中正 辰己 涼介 | ソフトバンク 日本ハム 楽天 |
以下でこういった予想を行った、詳しい理由について対抗馬も含めて書いていきます。
3. 投手部門
選手名 | 刺殺 | 失策 | 守備率 | 防御率 | 勝利数 |
モイネロ | 25 | 0 | 1.000 | 1.88 | 11 |
有原 航平 | 20 | 2 | .939 | 2.36 | 14 |
伊藤 大海 | 25 | 1 | .971 | 2.65 | 14 |
小島 和哉 | 28 | 0 | 1.000 | 3.58 | 12 |
まずは刺殺、守備率が良い選手と防御率、勝利数が良い選手をピックアップ。
投手成績が素晴らしく、守備率10割を記録したモイネロ選手が本命。
その対抗は守備記録がトップの小島選手ではないでしょうか。しかし、投手成績がその他候補者よりも悪いのが気になる点。
守備成績と投手成績共に良い最多勝の伊藤選手もあるかもしれない。
本命:モイネロ
対抗馬:小島 和哉 伊藤 大海
4. 捕手部門
選手名 | 試合数 | 刺殺 | 失策 | 守備率 | 捕逸 | 盗塁阻止率 |
甲斐 拓也 | 117 | 72 | 1 | .999 | 4 | .284 |
田宮 裕涼 | 100 | 70 | 4 | .994 | 4 | .367 |
佐藤 都志也 | 104 | 108 | 5 | .994 | 5 | .187 |
太田 光 | 94 | 50 | 3 | .995 | 0 | .289 |
若月 健矢 | 96 | 82 | 4 | .995 | 3 | .474 |
古賀 悠斗 | 104 | 79 | 2 | .997 | 5 | .323 |
本命は優勝チームの正捕手の甲斐選手だろう。甲斐キャノンの盗塁阻止率は低迷したものの守備率などは流石である。
他にあまり対抗がいないが、盗塁阻止率一位の若月選手が対抗となるか。
本命:甲斐 拓也
対抗馬:若月 健矢
5. 一塁手部門
選手名 | 試合数 | 補殺 | 失策 | 守備率 |
山川 穂高 | 98 | 54 | 5 | .994 |
マルティネス | 90 | 59 | 4 | .995 |
ソト | 90 | 61 | 3 | .996 |
鈴木 大地 | 76 | 41 | 0 | 1.000 |
本ページではソト選手を本命予想。UZR指標はマイナスらしいが、補殺数、失策数は少ない。
対抗は優勝チームからの山川選手。ソト選手と共に移籍後の成績のインパクトは大きい。どちらが受賞しても不思議ではない。
本命:ソト
対抗馬:山川 穂高
6. 二塁手部門
選手名 | 試合数 | 補殺 | 失策 | 守備率 |
小川 龍成 | 98 | 203 | 4 | .989 |
小深田 大翔 | 131 | 395 | 5 | .993 |
外崎 修汰 | 124 | 364 | 5 | .992 |
小深田選手を本命予想。補殺数も多く、守備範囲が広いイメージを獲得しているのではないでしょうか。出場試合数を一位である。
対抗は外崎選手。小深田選手と打撃成績まで似たり寄ったりである、、、
本命:小深田 大翔
対抗馬:外崎 修汰
7. 三塁手部門
選手名 | 試合数 | 補殺 | 失策 | 守備率 |
栗原 陵矢 | 139 | 231 | 8 | .975 |
郡司 裕也 | 99 | 111 | 11 | .933 |
中村 奨吾 | 120 | 204 | 9 | .968 |
浅村 栄斗 | 99 | 154 | 9 | .960 |
宗 佑磨 | 95 | 140 | 8 | .960 |
本命は全ての指標でトップとなった栗原選手でしょう。打撃成績を含めて圧倒的であった。
対抗は今年からコンバートされた中村選手だろう。しかし、今年も打撃成績はさびしいものとなってしまった。
本命:栗原 陵矢
対抗馬:中村 奨吾
8. 遊撃手部門
選手名 | 試合数 | 補殺 | 失策 | 守備率 |
今宮 健太 | 132 | 332 | 4 | .992 |
水野 達稀 | 104 | 287 | 12 | .974 |
友杉 篤輝 | 124 | 312 | 14 | .971 |
村林 一輝 | 138 | 392 | 13 | .979 |
紅林 弘太郎 | 136 | 373 | 6 | .990 |
源田 壮亮 | 143 | 338 | 4 | .993 |
失策数が1桁の3選手から選ばれるのではないか。そのなかでもフル出場した守備職人のイメージがある源田選手ではないか。
対抗は優勝チームからの今宮選手だ。源田選手と似た成績だとインパクトを考慮して源田選手に軍配があがってしまうだろう。これが激戦区のショートストップだろう。
本命:源田 壮亮
対抗馬:今宮 健太
9. 外野手
選手名 | 試合数 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 守備率 |
周東 佑京 | 121 | 261 | 8 | 1 | .996 |
万波 中正 | 134 | 243 | 11 | 6 | .977 |
松本 剛 | 118 | 301 | 3 | 3 | .990 |
岡 大海 | 100 | 155 | 6 | 0 | 1.000 |
辰己 涼介 | 143 | 397 | 5 | 2 | .995 |
小郷 裕哉 | 143 | 316 | 6 | 3 | .991 |
西川 龍馬 | 132 | 235 | 5 | 3 | .988 |
西川 愛也 | 100 | 215 | 2 | 0 | 1.000 |
刺殺数、補殺数でトップのレーザービーム万波選手とシーズン刺殺数記録を塗り替えた辰己選手は当確か。
もうひと枠を周東選手と松本選手と小郷選手で争う形になると思われる。
優勝して8補殺マークし、快速を生かした守備範囲の周東選手が優勢か。
フル出場し、高い刺殺数をマークした小郷選手が対抗かと考えられる。
昨年投票で惜しくも4位であった松本選手も十分に可能性があるでしょう。
本命:周東 佑京 万波 中正 辰己 涼介
対抗馬:松本 剛 小郷 裕哉
10. まとめ
予想が全てあっているとソフトバンク勢が多く占める結果となった。さすがぶっちぎり優勝したチームです!
オリックスさんからの選出がないのは残念ですが、、、
ゴールデングラブ賞の決定が待ちきれません!皆様も楽しみに待ちましょう!
記事を読んでいただきありがとうございました。